こちらは、空圧機器に使用されるステンレス(SUS304)製のマニホールドブロックです。平行度・直角度0.02、シール面の面粗さRz3.2(傷厳禁)など、複数の厳しい幾何公差と仕上げ精度が求められる、高精度なマシニング加工部品です。
この製品は、それぞれの穴の位置関係が極めて重要であり、加工後の厳密な検査に合格しなければなりません。お客様は当初、「これほど厳しい公差管理と、シール面の徹底した傷の管理が求められる部品は、日本国内でなければ製造・検査は不可能だ」という強い固定観念をお持ちでした。
その考えを覆すため、当社はベトナムの提携工場が有する最新の加工設備はもちろんのこと、三次元測定機をはじめとする高度な検査設備体制を具体的に提示いたしました。さらに、傷を徹底的に管理する工程に加え、出荷時にはシール面に保護フィルムを貼るという万全な品質管理体制をご提案。「これなら、品質を完全に任せられる」という、絶対的な信頼をいただくことができました。
高品質な部品を、コストを抑えつつ安定的に調達することは、多くの企業にとって重要な経営課題です。特に今回のような高精度部品では、国内で全ての条件を満たすサプライヤーを見つけるのは年々難しくなっています。お客様からは、ベトナムでの製造に切り替えたことで、長年の課題であった品質・コスト・安定供給のすべてが解決できたと、喜びのお声をいただいております。
国内サプライヤーの廃業や、優れた工場への仕事の集中による納期の長期化。今、日本の製造業は、これまで当たり前だった国内調達の仕組みそのものを見直す、大きな転換期を迎えています。株式会社いわいは、目先のコスト削減を提案する単なる仲介役ではありません。こうした構造的なリスクに対し、お客様の5年後、10年後を見据えたサプライチェーンを再構築する「真の調達パートナー」です。
「この重要部品は、品質を考えると海外では作れない」。そうお考えの設計部門や生産管理部門の方にこそ、品質・コスト・未来への安定供給のすべてを諦めない、次世代の調達戦略をご提案します。ぜひ一度、当社までご相談ください。
サプライチェーンの安定、技術継承、品質保証・・
国内調達のリスクを回避し、未来の製造体制を整えるなら、今がそのタイミングです。
まずは無料相談から。御社に最適な調達戦略をご提案いたします。
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